PortRay 神戸ロケハン



神戸と横浜、ふたつの港町アンソロジー

PortRayの執筆者が決まってから既に一か月が経とうとしています。早いものですね。

原稿の締め切りも発行もまだまだ(と言っていると直ぐに迫ってくるものとはいえ)先のことですが、先日、神戸執筆担当のきよにゃさん、笹波さんとともにロケハンへ行ってまいりました……!

桜鬼は神戸を舞台にしては書かないのですけれど、これも主宰の特権ということで⚓️





集合時間がちょうどお昼時だったので、三人が揃ったところできよにゃさんオススメのお店へ。
すると蝶の留まった可愛らしいランプがお出迎え。

繁華街の大通りから少し横に入ったところにありました。街灯は既に神戸らしい。
(街歩きをするとつい見てしまうのですよね、街灯。それとマンホールも。数パターンの神戸マンホールを目にしたので桜鬼はこのとき早くも密かにご満悦だったのでした)




タコライスを食べつつお喋りに興じる三人🍽
ノンブルやその横の章題の入れ方の話から、某w○○dソフトが意地悪だという話に。
笹波さんの所属しているサークル「コハク燈」さんの裏話といいますか、力技具合が面白かったですね。




腹ごしらえをすませたら様々な異人館の横を通って目的の場所まで坂道を登ってまいります。
神戸の山手は文字通り「山手」ですからね、台風25号は何処へやらというような日照りも加わり兎に角暑い……
(このあたりからきよにゃさんが段々と溶けかかり……)
ですが、この神戸異人館エリア、金木犀が至るところで咲き誇り、とても幸せな香りがしていました✨





目的の場所その壱「萌黄の館」

何故全体像を撮らなかったのか……
この場所、実はPortRayの仮タイトルロゴの背景に使っている建物なのでした。
そのため、実際にその場所で背景写真の話も出ましたね。
館内には家具に紛れ込むように神戸異人館エリアを題材にしたアーティストさんの作品らしき一連の絵画が各部屋に飾られておりまして、以前来たときには違う絵が飾られていたような気がするので、もしかすると期間限定なのでしょうか。
……まあそれはさておき、今回ここは中までぐるりと見ているので、神戸組のどなたかの作品に登場する可能性は大いにあり得るのではないかなと思っています。誰もまだはっきりここを書くとは言っていませんけれどね。






目的地その弐「風見鶏の館」

館内冷房が効いておりました!ありがたい!
こちらではちょうど神戸の今と昔を写真で見比べることのできる展示が開かれていました。
そのモノクロ写真を眺めながら、ここまでの昔を書こうとすると景色も何も変わってきてしまうので調べるのが大変だという話に。
アンソロジーの規定は神戸か横浜か、どちらか古い方の開港に合わせた記憶があったので、それ以降の時代であれば主宰はにっこにこで拝読させていただくのですけれどね。




目的の場所を堪能し、広場の直ぐ下でソフトクリームを食べたのち、最後に来たのは復元された異人館をそのまま使用したスタ○です☕︎

現代ものを書くならちょうどいい神戸スポットだという話に。これは可能性高いかしら……?(アンソロは裏切りの地という話も聞くのでわたしがここで出るかもなどと言うと総じて登場しなくなる可能性も否定できないのですが、まあ、執筆者さんたちには本当自由に書いていただければと笑)
反響する室内に驚きつつも、プロットの話や印刷所の話など、書き手らしい話で盛り上がりました🖋




そして翌日は尼崎文学だらけ📚

こちらには東堂さんが出店していまして、イベントの仕組みもあり色々とお話をすることができました。
東堂さん、出身は関東なのでぽろりと「神戸弁が書けない」と言っていたのですがどのような作品になるのでしょうね。




とこのようなわけで、執筆者が決まってから急遽思いつきのまま敢行しました神戸ロケハンでしたが、みなさんと直接顔を合わせてみて、益々アンソロジーの完成が楽しみになってまいりました!✨

まだ予定は未定なのですけれど、横浜ロケハンもできたらいいなと思っていたりしますので、これからもPortRayをちらちら気にしていただけましたら幸いです……!⚓️✨


PortRay 主宰 桜鬼